【悪法】市場競争を否定する政府:巨額利益のゴールドマンなど規制か
米金融、市場情報先取りで巨額利益…米紙報道
7月25日12時40分配信 読売新聞
【ニューヨーク=池松洋】米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は24日、米金融大手ゴールドマン・サックスや一部のヘッジファンドが、他の市場参加者よりも100分の3秒早く情報を入手できる大口投資家の立場を利用し、高速コンピューターを駆使して大きな利益を上げていると報じた。
米証券取引委員会(SEC)もこの「抜け道」を問題視しており、新たな取引規制を今秋にも導入する見込みという。
同紙によると、ゴールドマンなどは、100分の3秒の時差の間に取引情報を分析して自動的に取引を行うコンピューターを導入し、自己勘定で巨額の利益を得ている。
これらの取引は市場の公平性をゆがめかねないとして、米上院議員の一部からSECに調査を求める声が出ており、SECも規制の検討を進めているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090725-00000446-yom-bus_all
市場情報先取りし巨額利益=ゴールドマンなどに批判-米紙
7月25日7時22分配信 時事通信
【ニューヨーク時事】24日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、金融大手ゴールドマン・サックスや一部のヘッジファンドが、株式市場の手口情報を他の市場参加者より先に入手し、自己勘定で売買して利益を上げていると報じた。市場では「公平なやり方ではない」と批判が高まっているという。
米株式市場の多くは、大量の取引を行う市場参加者を優遇、手口情報などを他の参加者よりも100分の3秒ほど早く伝えている。ゴールドマンなどは、こうした情報を一瞬で分析できる高速コンピューターを取引所内部に設置し、自己勘定で有利な取引を行い巨額の利益を上げているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090725-00000031-jij-int