アナルコ・キャピタリズム研究(仮)

★無政府資本主義の理論(経済学)◆リバタリアニズム▽海外リバタリアンの文献翻訳■時事問題・日常生活▼ロンドン暮らし

▽タネヒル夫妻(翻訳)

理性的な道徳観とは自己利益のための倫理、すなわち生命尊重の倫理である

人生とは彼のもつすべての価値観を実現させうるものである。倫理とは自分のために行動することを意味する。それが命を尊重するということである。正しいことと間違っていることを見分けるのに、摩訶不思議で理解困難なものなどない。理にかなった道徳観が存…

リバタリアンの原理(非侵害原理)とは

私たちが提案する社会は一つの基本的な原理に基づいている。すなわち、いかなる人間も、またいかなる団体も(これには自身を「政府」と称するどんなグループも含まれる)、武力の使用、また武力を使うという脅迫、また(詐欺のような)武力に準じることを、…

他国の侵略から市民を守るために自国民を侵略する

兵器というのは民間人の仕事によって作られる。そしてこれらの兵器を買うための原資、および徴集兵にわずかな手当を払うための原資は、課税という手段によって民間人から差し押さえられる。(この徴集兵とともに軍隊という少数グループを作る)残りの兵士た…

市場だけが銀行を規制すべきである

連邦準備制度の銀行独占は破壊されるべきである。そうして企業家が完全に私有化された銀行を設立し、市場のプロセス以外に規制されないようにする。連邦準備制度こそが政府が通貨を膨張させる仕組みなのだ。また特権法によって銀行が要求払い預金に対してほ…