ポリティカリー・インコレクト・リバタリアン
グレゴリー・スミスさんという、市井のリバタリアンの方のキンドル本がランキング上位に来ていたので買ってみました。
タイトルは『右寄りのリバタリアンによる政治的に正しくない喚き散らし』。
たとえば「コロラド乱射事件の真実」という章では、著者は下記のように言います。
1.マスコミはいい銃事件をほとんど取り上げない(武装強盗を銃で撃退したなど)
2.映画の中のバイオレンスは現実と何の関係もない
3.銃のない社会は武装した犯罪者たちの天国である
4.コロラドの悲劇はもっと多くの人が銃を携帯していれば避けられた
5.犯罪が最も多いメキシコが最も厳しい銃規制法をもっている
また「オープンボーダーとリバタリアニズム」という章では、以下のような強いメッセージが書かれています。
「大きな政府をつくるあらゆることを撤廃する前に国境をなくせというなら、あなたはリバタリアンではない」
「リバタリアニズムがポピュラーになるためにはポリティカルコレクトネスと多文化共存主義を捨てなければならない」
著者の言うように、真に自由な社会とは、人種差別が自由で、人種的多様性のない社会なのかもしれません。何より、リバタリアンはきれいごとを言う左翼のようであってはだめなのでしょう。