アナルコ・キャピタリズム研究(仮)

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あなたはリバタリアン?―自分の政治的立ち位置を知る

MrKiteさんの記事にあったイデオロギー分析テストをやってみたら、政治的自由度+20、経済的自由度+36というマイルドなリバタリアンになりました。 この種のテストの最も簡易的なものとして World's Smallest Political Quiz があります。 これは簡単な質問に10個答えるだけで 自分の政治的立場がわかるというものです。 質問はつぎのようになっています。 [個人に関する質問] ・政府は言論・出版物・メディア・インターネットを検閲すべきでない。 ・兵役は志願制であるべき。徴兵はだめ。 ・同意する成人のセックスに対する規制はなくすべきである。 ・成人がドラッグを所有・使用することは許されるべきだ。 ・国民総背番号制のようなものはなくすべきである。 [経済に関する質問] ・企業助成をやめよ。政府は企業に金を渡すな。 ・政府は国際自由貿易の障壁を作るのをやめよ。 ・人々は自分で老後をコントロールすべきだ。社会保障制度は民営化せよ。 ・公的な福祉制度は私的なチャリティで置き換えよう。 ・税金も政府支出も50%以上ずつ削減されるべきだ。 それぞれの質問には「賛成」「たぶん賛成」「反対」のいずれかで 答えます。 回答はポイント化されます。 計算式は <賛成の数×20+たぶん賛成の数×10+反対の数×0> です。 ここで個人に関する質問と 経済に関する質問は別々に集計されます。 判定は以下の図を用いて行なわれます。

 

 

たとえば個人に関する質問のポイント(P)が40、 経済に関する質問のポイント(E)が40なら Centrist になります。いわゆる中道です。 同様に (P, E) = (80, 20) なら Left (Liberal) (P, E) = (20, 20) なら Statist (Big Government) (P, E) = (20, 80) なら Right (Conservative) というふうになります。 ここで Left (Liberal) は左翼(リベラル)です。 政府の介入を政治的にはよしとせず、経済的にはよしとする人になります。 Right (Conservative) は右翼(保守)です。 政府の介入を政治的にはよしとして、経済的にはよしとしない人になります。 Statist (Big Government) は国家主義者(大きな政府志向)です。 政府の介入を政治的にも経済的にもよしとする人になります。 最後に残ったのが Libertarian です。 たとえば (P, E) = (80, 80) なら Libertarian になります。政府の介入を政治的にも経済的にもよしとしない人です。

 

(参考:http://anacap.fc2web.com/AreYouALibertarian.html