アナルコ・キャピタリズム研究(仮)

★無政府資本主義の理論(経済学)◆リバタリアニズム▽海外リバタリアンの文献翻訳■時事問題・日常生活▼ロンドン暮らし

2008-08-03から1日間の記事一覧

『無政府国家への道』紹介その13

第七章 無政府資本主義 より ・「もしある人が『保護』を望むならば、かれは市場でそれを手に入れるよう自身で手はずを整えることができる。誰であろうと、かれを『保護する』ために、かれの意に反して、かれに不当な支払いをさせる正当な理由はない。」(ラ…

『無政府国家への道』紹介その12

第六章 国家の非効率性 より ・国家を合理的な行為者と考えること、すなわち北京、モスクワ、あるいはワシントンを一定の目標に従って行動する行為者として語ること、は人を欺くものである。国際関係の領域では、こうした巨大な国家機構は政治的ゲームや官僚…

『無政府国家への道』紹介その11

第五章 人間の権利の再発見 より ・もし現代の民主主義国家が大憲章あるいは権利章典の全文を採用するならば、現行法の大多数は人間の権利を侵害するものとして告発されるであろう。 ・社会的正義はその追求が専横につながる幻想である。 ・出発点での運の平…