リバタリアンはまともな保守を支持する(2)アダム・スミス
・アダム・スミス(1723年-1790年)は、イギリスの経済学者・哲学者。主著は『国富論』。「経済学の父」と呼ばれる。
・1740年にオックスフォード大学に入学。1750年ごろ、哲学者ヒュームと出会う。
・『国富論』の大部分はヒュームやモンテスキュー、そして重農主義者チュルゴーといった思想家によって既に確立された理論の焼き直しと言われるものの、市場とそこでおこなわれる競争の重要性に着目することによって、近代経済学の基礎を確立した名著であることに変わりはない。
・「見えざる手」という言葉は、この著の第四篇第二章で1回使われているだけにも関わらず、非常に有名である。この文句の意味は、個人による自分自身の利益の追求が、その意図せざる結果として社会公共の利益をはるかに有効に増進させるというものであった。
アダム・スミス - Wikipedia