アナルコ・キャピタリズム研究(仮)

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【悪法】出会い系規制強化:プロフ・SNSへの移行で、児童買春がむしろ一般化・拡大?だとすれば規制が問題を悪化させるという好例。次は下手すれば関係あるもの何でも禁止。一部規制は次の規制、そして最悪の全部規制につながる危険性があるという教訓。

中学生が中学生を買春する時代のようだが・・・・(リ)出会い系サイト・援交掲示板規制には絶対反対。自由な売春市場こそが性犯罪を最も抑止する。子供の管理・しつけ・道徳教育をすべきなのはまず親・学校であって国家ではない。(削除依頼のあった、関連する別の「悪法:道徳」記事のタイトルを転載)

「非出会い系」へ移行進む=サイト関連の事件被害-児童からの誘いも大幅増・警察庁

8月6日10時13分配信 時事通信
 出会い系サイトがきっかけで買春や淫行(いんこう)などの被害に遭った児童(18歳未満)が大幅に減る一方で、プロフィルサイトや会員制交流サイト(SNS)、ブログ(日記風ホームページ)など「非出会い系」サイトに関連した被害児童は激増したことが6日、警察庁の上半期まとめで分かった。
 出会い系サイトの規制強化で、児童らを誘う窓口の非出会い系への移行が進んでいるとみられる。警察庁は、非出会い系の運営事業者に不適切な書き込みの削除を指導するなど警戒を強める。
 全国の警察が1~6月に検挙した出会い系サイト関連の事件は昨年同期比17.1%減の644件で、被害児童は同25.6%減の265人だった。非出会い系の事件は631件で30.6%増え、被害児童は545人で40.5%増えた。
 出会い系関連の事件や被害児童は2006年をピークに減り続けているが、非出会い系を足すと、09年上半期は08年同期を66人上回り、過去最多だ。
 児童を対象とする買春や淫行目的の書き込みを禁じた出会い系サイト規制法違反での検挙は25件増の184件だった。このうち児童から誘う書き込みは45件増の119件となり、半年間で既に昨年1年間に並んだ。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090806-00000034-jij-soci

出会い系サイトの被害児童25%減少

8月6日10時42分配信 産経新聞
 今年1~6月に全国の警察が摘発した出会い系サイトの関連事件は、前年同期比で17・1%減の644件、被害に遭った児童は同25・6%減の265人だったことが6日、警察庁のまとめで分かった。摘発件数、被害児童数ともに減ったが、摘発の約4割にあたる243件を児童買春・児童ポルノ禁止法違反が占めている。

 件数や被害児童数の大幅な減少について、警察庁は「取り締まりを強めていることに加え、昨年12月に改正施行した出会い系サイト規制法の抑止効果が表れているのではないか」としている。

 摘発件数を罪名別にみると、出会い系サイト規制法違反のうち、児童を異性交際の相手として誘う行為などを禁じた「禁止誘引」が184件で前年同期に比べ15・7%増。殺人や強盗、強姦などの重要犯罪は24件で、前年同期比で14・3%増えた。

 出会い系サイトに関連した児童買春・児童ポルノ禁止法違反事件のうち、218件(89・7%)が児童買春だった。

 すべての被害者319人のうち、292人(91・5%)が女性。また18歳未満は265人(83・1%)で、そのうち女性は263人(82・4%)を占めた。

 出会い系サイトへのアクセス手段は、全被害者の99・4%にあたる317人が携帯電話だった。

 出会い系サイト規制法は、昨年の改正で、業者に対し営業の届け出や利用者が18歳未満でないことの確認することを義務付けたが、届け出義務違反で2件を摘発。確認義務を怠るなどしたサイトへの警告は61に上った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090806-00000523-san-soci