アナルコ・キャピタリズム研究(仮)

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【悪法】著作権法:リバタリアニズムからは出てこない。なぜ納税者のお金で(ぼろ儲け)企業を保護するのか。企業は利益を自分または協力者の技術・工夫によって私的に守るべきであって、それ以上のものを納税者の金で守るのはおかしい。

DSソフト違法配信、男に実刑判決 京都

8月3日11時9分配信 産経新聞
 任天堂携帯型ゲーム機ニンテンドーDS」のソフトを違法に複製し配信するなどしたとして、著作権法違反などの罪に問われた大阪府寝屋川市高柳、会社員、朝霧由章被告(38)の判決公判が3日、京都地裁で開かれた。

 栩木(とちぎ)純一裁判官は「巨額の費用を投じてソフトを開発した制作者(任天堂)に多額な損害を与えた悪質な犯行」として懲役2年6月、罰金200万円、追徴金713万円(求刑懲役4年6月、罰金200万円、追徴金713万円)を言い渡した。

 判決によると、朝霧被告は知人女性と共謀し、インターネットのホームページで「DSゲームはダウンロードする時代」などと宣伝し、昨年8月ごろ、無断で複製したゲームソフト「リズム天国ゴールド」をネット上で誰でもダウンロードできる状態にし、任天堂著作権を侵害するなどした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090803-00000534-san-soci

DSゲームはダウンロードする時代? DS用ソフト違法配信の男性に懲役2年6カ月の実刑判決

8月3日18時35分配信 ITmedia Gamez
DSゲームはダウンロードする時代? DS用ソフト違法配信の男性に懲役2年6カ月の実刑判決
ネット上には今なお多くの違法ROM配信サイトが残っています
 ニンテンドーDS用ソフトをネットで複製・販売し、昨年逮捕されていた大阪府の男性に、懲役2年6カ月、および罰金200万円と追徴金約710万円の支払いが命じられたそうです。

【拡大画像や「ウェブ魚拓」に残された「DSGAME」のトップページ画面】

著作権法違反としてはかなり重い実刑判決

 すでに新聞各紙などでも報じられていますが、ニンテンドーDS用ソフトを違法に複製・配信したなどとして、京都地裁は8月3日、著作権法違反および商標法違反などの罪で大阪府の会社員・朝霧由章被告に懲役2年6カ月、および罰金200万円と追徴金約710万円の支払いを命じる実刑判決を言い渡したそうです。

 ゲーム関連のニュースに明るい方なら覚えているかもしれませんが、朝霧被告は昨年11月、全国ではじめてゲームソフトの著作権法違反(譲渡兼侵害容疑)で逮捕されたとして大きな話題を集めました。当時のニュースによると、朝霧被告は自ら立ち上げたホームページ「DSGAME」において、「すべてのDS ゲームが0~500円」「DSゲームはダウンロードする時代」などとうたい、DS用ソフトの複製ROMデータを、1タイトルあたり0~500円にて販売。サイトではROMデータのほか、これらを使用するためのマジコン本体や、ROMデータが入ったSDカードなども同時に販売されていたとのことです。

 ゲームソフトの著作権法違反を扱った事例としてはおそらくはじめてのケースとなりますが、懲役2年6カ月と、罰金・追徴金合わせて約900万円の実刑判決というのは、他の犯罪などと比べてもかなり重い判決。このニュースを受け、ネットの掲示板などでは「これは捕まって当たり前」「当然の判決。マジコンユーザーも捕まえてほしい」「900万でもまだ安いくらい」といった声があがっているようです。

 この連載でもマジコン利用の是非については何度か触れてきましたが、先日のファームウェアアップデートでニンテンドーDSiにもマジコン対策が施されるなど、マジコンの違法利用をめぐる包囲網は徐々に狭まってきている印象があります。また、マジコン自体はあくまで「黒に近いグレー」の商品とされていますが、今回のケースのようにROMデータをネットで複製・配信したり、誰かに販売したりする行為については完全な違法行為となります。似たようなケースでは、つい先日も違法コピーされたと思われるPSP用ソフトを、友人に配っていた高校生のブログが大炎上に至ったりしていましたが、健全にゲームを遊んでいるユーザーが不利益を被らないためにも、こうしたケースには今後も厳しく対処していっていただきたいところです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090803-00000051-zdn_g-game