アナルコ・キャピタリズム研究(仮)

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【悪法】リバタリアン法にはねずみ講防止法など絶対ない。出資法も消費者保護の名目で金融機関を保護しているだけ。消費者法はすべて撤廃すべし。

「年金たまご」強制捜査 出資法違反容疑 数十億円集金か

7月23日7時58分配信 産経新聞
 「健康食品を購入すればボーナスが入る」とうたい不正に資金を集めたとして、警視庁生活経済課は22日、出資法違反(預かり金の禁止)の疑いで、東京都墨田区の健康食品販売会社「ライフ・アップ」(田沢吉美社長)の本社など数カ所を家宅捜索した。同社は「年金たまご」というシステムで高齢者を中心に、全国の約5万人から数十億円を集めていたとみられる。同課は高齢者の「年金不安」につけ込み資金を集めたとみて捜査を進める。

 同社関係者によると、同社は平成元年5月に設立され、18年10月ごろから「年金たまご」を使って会員を募集。年金たまごは「積立年金型ボーナス」というシステムで、月1万3500円を支払いブルーベリーなどの健康食品を購入すると1年目は約13万円、2年目は約280万円のボーナスを受け取ることができるとうたっていた。

 1人の会員に対し「子」2人、「孫」4人が自動的に割り振られるため、「自分で会員を紹介しなくてもボーナスがもらえる」などと説明、会員を紹介していくことで報酬を得る通常のマルチ商法とは異なると宣伝していたが、次第に会員への支払いが滞るようになったという。勧誘資料には、「昭和34年以降に生まれた人は年金がない」「今、49歳の人の年金支給開始は78歳くらいから」と記載され、年金制度への不安をあおり会員を拡大していったとみられる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090723-00000104-san-soci