アナルコ・キャピタリズム研究(仮)

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【悪法】銀行への公的資金投入:穴の開いたバケツに血税を注ぎ込んでいないか?

金融庁>6行に業務改善命令へ 健全化目標下回る

7月9日21時56分配信 毎日新聞
 金融庁は9日、公的資金の投入を受けている中央三井トラスト・ホールディングスなど大手3行と地銀3行に対し、月内にも業務改善命令を出す方針を固めた。いずれも09年3月期決算で最終赤字に転落、国に提出した経営健全化計画の目標値を3割下回った場合に適用される「3割ルール」に抵触したため。

 金融庁は昨秋からの金融危機による影響を考慮し「3割ルール」の厳格適用は避ける考えだった。しかし、業績悪化の背景に有価証券の運用失敗などリスク管理体制の甘さがあると判断した模様だ。

 業務改善命令を受けるのは、ほかに新生銀行あおぞら銀行岐阜銀行岐阜市)、千葉興業銀行千葉市)、東日本銀行(東京都中央区)。初の最終赤字に転落したあおぞら銀と岐阜銀は2期連続で「3割ルール」に抵触。2期連続の場合は経営責任を追及されるのが原則で、岐阜銀は責任を問われる可能性が高いが、あおぞら銀は今年2月に社長が引責辞任しており、金融庁は責任追及を見送る方針。【井出晋平】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090709-00000154-mai-bus_all