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【悪法】恐るべき道路運送法とタクシー業許可制度:これはひどい。倒産させるのか?なぜ罰金で済まないのか?

国際自動車 タクシー事業許可取り消しへ
6月30日13時2分配信 産経新聞

 大手タクシー会社「国際自動車」(東京都港区)が運転手に超過勤務を強いるなどの道路運送法上の違反があったとして、関東運輸局が一般乗用旅客事業許可を取り消す可能性があることが30日、分かった。事業許可が取り消されれば、同社は最低2年間、所有する約920台のタクシーやハイヤーを稼働させられなくなるという。

 関東運輸局によると、2月に国際自動車に監査に入った際、業務日誌から乗務員の超過勤務が判明するなど、複数の道路運送法上の違反が明らかになったという。

 道路運送法では、3年以内の違反点数が80点を超えると事業許可が取り消される。国際自動車はすでに47点の累積違反があり、関東運輸局は「今回の違反事実が確認されれば、80点を超えることは確実。事業許可が取り消される可能性が高い」としている。

 関東運輸局では7月16日に、国際自動車側の反論などを尋ねる聴聞を開くという。聴聞の場で国際自動車側が違反を認めたり、事実関係を否定できる証拠を提出しなげれば数カ月程度で事業許可が取り消されるという。

 国際自動車は「指摘を受けた点はすでに改善しているなど取り消されないように聴聞に備えている」としている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090630-00000553-san-soci