アナルコ・キャピタリズム研究(仮)

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歴代大統領がリバタリアン その2

ヴァーツラフ・クラウス(Vaclav Klaus, 1941年6月19日 - )は、チェコ共和国第2代大統領(2003年-)、政治家、経済学者。1989年の共産党体制崩壊ビロード革命)後、市民フォーラムを結成し、連邦政府蔵相に就任。また1991年には市民民主党を結成し、長年にわたり党首を務める。1991年12月から1992年7月まで副首相。ミルトン・フリードマンマーガレット・サッチャーの経済思想を信奉し、市場経済への移行政策を進めるが、スロヴァキアの反発を招き、連邦解体を決断。2003年2月28日、ヴァーツラフ・ハヴェルの退任に伴い、第2代大統領に就任。2007年2月と2008年9月に来日している。
クラウスは昨年東京で開かれたモンペルラン・ソサイエティにも参加し、ミルトン・フリードマン追悼のスピーチを行ったという。(遠慮近憂 : モンペルラン・ソサイティ・東京大会より。) ユーロ懐疑派のクラウス大統領は地球温暖化対策反対派でもあり『緑の足かせをされた青い惑星』という著書もある。 ウィーン発 『コンフィデンシャル』 ポーランドとチェコの「野党精神」より
クラウス大統領に到っては、地球温暖化防止問題についても「40年間余り、共産政権下で生きてきた人間として、一つのイデオロギー(Environmentalismus、環境保護主義)で社会、国家を規制する動きに非常に危険を感じる。環境保護主義は人間に脅威を与える、新しい衣を着た全体主義に他ならない」と主張して憚らない。
関連: 地球温暖化詐欺ビジネス崩壊を予感させるCOP14の報告書 http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/7890554.htmlスペイン元首相、「気候変動への取り組みは新興宗教のようなもの」 http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/7744790.html Mont Pelerin Society - kurakenyaの日記 http://d.hatena.ne.jp/kurakenya/20080908 (続く)