中国における私有財産権
駅の売店で The Economist を買う。偶然次の客もエコノミストを手にしていたが、なにせ本場なので珍しいことではないのかもしれない。今週号の表紙は China's next revolution と題し、トラクターに乗った中国の農民が意気揚々と Property Deed (所有権がその人に移動したことを証明する書類)を掲げる絵になっている。記事はウェブサイトでも読める。
Property rights in China | China's next revolution | Economist.com
中国、社会主義と決別か 全人代は私有財産保護が焦点|中国・台湾|国際|Sankei WEB
中国で物権法ができたら??その1~5-北京趣聞博客 (ぺきんこねたぶろぐ)
Property rights in China (L@J)
私有財産権はリバタリアニズムのすべて、そのものである。これがどのくらいきちんと保護されるかによってその国の自由の度合い、すなわち繁栄の度合いが決まる。エコノミストの記事には Property rights are a start; but only contested politics and relatively open media can ensure that they are enforceable.(私有財産権は始まりである。それらを確実にするのは民主主義と報道の自由だけである)とあるが、アナルコ・キャピタリストとしてはこれをすぐに a start → everything 、 politics → protection agencies、 media → courts と書き換えたくなる。