アナルコ・キャピタリズム研究(仮)

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【悪法】不正競争防止法(虚偽表示)があるから大丈夫だと安心して購入する人はむしろいつでも騙されて損をするだろう。市場には虚偽を見破るインセンティブがある。この法律は執行費用に見合った効果をもたない。

ハマグリ産地偽装:杵築の元業者に有罪判決--地裁 /大分

7月24日16時1分配信 毎日新聞
 中国産ハマグリを大分産と虚偽表示して販売したとして、不正競争防止法違反罪に問われた、杵築市の「誠水産」の元経営者、矢野誠人被告(22)に対する初公判が23日、大分地裁であった。判決まで進み、西崎健児裁判官は「常習的な犯行で公正な競争を害したが、反省している」として懲役1年6月、執行猶予4年(求刑・懲役1年6月)を言い渡した。
 検察側の冒頭陳述などによると、矢野被告は同市の「高橋水産加工」で働いた後、08年5月独立。しかし、高橋水産から仕入れたサヨリが腐敗していて販売できず、借金が約500万円に膨らんだ。このため高橋水産で行われていたハマグリの偽装表示で利益を得ようと考えた。中国産ハマグリの売り上げは2500万円に上った。
 起訴状によると、矢野被告は08年12月~09年2月、170回にわたって中国産約1万1200キロを大分県産と偽って京都市などの4業者に販売。判決は起訴内容を認定した。
 この事件では高橋水産の社長ら2人も同罪で起訴されている。【高芝菜穂子】

7月24日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090724-00000258-mailo-l44