アナルコ・キャピタリズム研究(仮)

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【悪法】(誰かを訴えたいという意味で)被害が発生していないのに生産者を逮捕してしまう不正競争防止法は、消費者の利益にならない仕方で他の生産者が悪用できる隠れた悪法

山菜産地偽装:斎藤食品社長ら起訴 「父の代から10年以上」と供述 /山形

7月23日13時0分配信 毎日新聞
 新庄市の山菜加工会社「斎藤食品工業」の山菜偽装表示問題で、山形地検は22日、同社社長、斎藤淳(40)=同市東谷地田町▽同社元工場長、古瀬和徳(35)=同市金沢=の両容疑者を詐欺と不正競争防止法違反(虚偽表示)の罪で山形地裁に起訴した。また、青山食品元専務、青山隆(44)=真室川町川ノ内▽安西食品元社長、安西正洋(44)=最上町向町=の両容疑者も不正競争防止法違反(同)の罪で起訴した。
 起訴状などによると、4被告は共謀して08年5月ごろから09年2月ごろまでの間、ロシア産ワラビ約932キロ6210袋を県産と虚偽記載し食品業者に発送するなどし、(1)08年5月ごろ~09年3月ごろの間、岐阜県の食品業者に水煮加工商品を販売し約63万円をだまし取った(斎藤、古瀬、青山の3被告)(2)08年5月ごろ~09年4月ごろの間、横浜市の食品業者に水煮加工商品を販売し約45万円をだまし取った(斎藤、古瀬、安西の3被告)。青山、安西の両被告は詐欺容疑については、従属的立場だったとして処分保留とした。
 山形地検によると、ロシア産ワラビはすべて国産と偽装していたという。また、斎藤社長は「父親の代から10年以上偽装をしていた。02年に社長になり変えたい気持ちはあったができなかった」と供述しており、余罪の追起訴も検討している。【浅妻博之】

7月23日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090723-00000088-mailo-l06