政府に頼らず「公共財」を生産する その8 無政府資本主義的観点
David Friedman, Price Theory: Chapter 18: Market FailuresのPrivate Production of Public Goods 部分の翻訳(抄訳)。
翻訳終了。
ポイントは
1. 公共財が私的に供給される方法は色々あるということ
2. 公共財の私的供給は時々非効率になるということ
である。
だが2から政府が必要だということにはならない。
その理由は
1. 現実には官僚神など存在しないということ
2. 現実には政府という存在自体が巨大なコストになるということ
である。
官僚神とはこのテキストでデイビッド・フリードマンが用意したキーワードで、何でも命令できる慈悲深い神のこと。パレートではなくマーシャルの意味で経済厚生を最大化する。(関税の撤廃は国内生産者の経済厚生を下げるが、国民全体の厚生を上げる。この場合パレートの意味では改善ではないがマーシャルの意味で改善であるという。)
翻訳終了。
ポイントは
1. 公共財が私的に供給される方法は色々あるということ
2. 公共財の私的供給は時々非効率になるということ
である。
だが2から政府が必要だということにはならない。
その理由は
1. 現実には官僚神など存在しないということ
2. 現実には政府という存在自体が巨大なコストになるということ
である。
官僚神とはこのテキストでデイビッド・フリードマンが用意したキーワードで、何でも命令できる慈悲深い神のこと。パレートではなくマーシャルの意味で経済厚生を最大化する。(関税の撤廃は国内生産者の経済厚生を下げるが、国民全体の厚生を上げる。この場合パレートの意味では改善ではないがマーシャルの意味で改善であるという。)